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……ベスプレでやらかした誤字。 正解は、猿『も』ですね! くっ、これはきっと誤字陛下の罠に違いない(← どうも、スティノークルです。 えー、先日、ナナさんが熱いうちに打てと言っていましたが、 言った側から間が空いているのは、世の中には急がば回れという 言葉もありまして……(言い訳 はい、というわけで依頼の報告ですな。 後半は、浮遊大陸の世界(蒼フロ)の報告を、あちらの方がやってくれるそうな。 ・銀雨 ◆蒼にて(ツヅキMS) やや難依頼な上に、敵の配置がちょっと厄介でしたが……。 作戦が見事にハマリ、重傷者もなく無事成功出来ました。 参加者のみんな、お疲れ様でした。 ◆卒業らしいですよ? ……いやあ、丁度去年結社を立てた時に1年しか長でいられないなあ、と思っていましたが よもや、こんなに早く1年が経ってしまうとは……! と、いうわけで、結社の次期結社長を考えないといかんわけですなあ。はてさて。 ◆黙示 まさかのベスト8一歩手前まで進めましたね。まあ、対戦運も良かったですが。 (ほとんど、相手が3人とか)やはり、ベスト8らへんになると作戦とか考えないと いけませんかね。 ◆バレンタイン ベスプレに招いてくれた方々、プレゼントくださった方々、本当にありがとう! とても楽しかったです。久しぶりに会えた人もいたりで嬉しくつい長話を。 ……あれ、私の出番これだk(ドーーンッ ……… …… … ・蒼フロ 華のない話はそのくらいにしておくのです。 ここからは、ナナがお送りします。(ハルバード立て掛け お話しすることは、リアクション報告でしょうか。 2つ程、返って来ているのです。まあ、それ以外に待っているものないのですが。 ◆ルペルカリア祭 恋人たちにユノの祝福を(浅野 悠希MS様) こちらは、初詣に続きルースさんとご一緒させて頂きました。 セシリア様とレイディス様の模擬結婚式を拝見したり、 ブーケ作りを体験したりと普段出来ないことを色々と経験できて良かったのです。 ……普段なかなか伝えられない想いが伝わっていることを祈って。 縁側で寝るミケがとても和んだのです。ありがとうございました。 ◆着ぐるみ大戦争〜扉を開く者(第5回/全6回) (秋山 遼MS様) 戦争の中にお笑い要素あり。 個人的に、このシナリオの様に戦術面での組み立てをしっかり立てなくてはいけなく 現実的思考が必要であるにも関わらず、描写では読み易く、思わずクスリとなる感じが 好きだったりします。 アクションをかける際も、色々な側面などを考え、ご一緒するみなさまと考えたり するのが楽しかったりするのです。 今回も、AMR(アンチマテリアルライフル)部隊として、ご一緒したルースさん ありがとうございました。作戦通りにいって良かったのです。 いつでもサスペンス準備完了……。 これは使えそうです(← (拙者もちゃんと役は果たしたで御座るよ!by うっかり侍) さて、今後の参加予定としましては…… ・黒羊卿の続編 ・着ぐるみ6回目 ・何かのんびり出来るもの(温泉に行ってみたいです でしょうか。 終わりをぶち壊す世界のナナは、BUと依頼…主にBU案で難航しているそうです。 以上、報告でした。
[0回]
スティノークル 「えー、というわけで、リアイベ『吸血鬼艦隊』お疲れ様でした」 (※以下、S) ナナ 「よくわかりませんが、お疲れ様です」 (※以下、N) 逢 「うむ、よう解らぬがお疲れで御座った」 (※以下、I) S:「リアイベってのは、リアルタイムイベントと言って、後ろの人時間で進むイベント のことで、まあ大体は戦争が行われますな。24日にはクリスマスリアイベの様 ですが……(遠い目)」
N:「ほほぅ、時間がリンクしたイベントとは面白そうですね。戦いの後にクリスマス とは、中々に体を休められ、粋な計らいかと思うのです。なのに、何故この方は 黄昏ているのでしょうか」
I:「拙者聞いたことがあるで御座るよ。『クリスマスとは、戦いである』と」
N:「……何の戦いでしょう?」
I:「うむ、聞いた話によると体格の良い白髭を蓄えた謎の人物が、夜な夜な家屋に侵入し 住人と激しい戦いを繰り広げ、勝敗に関わらず褒美を置いて去っていく――― 故に其の者が纏う衣は、真っ赤に染まっている――その名を『惨宅老子』という」
N:「戸締りは厳重にしておかなければなりませんね」
S:「いやいやいや、そんな物騒な人がいたら世間はこんなにも浮かれてないですよ! まったく、妙な当て字まで……クリスマスってのは、キリストの降誕祭のことですよ。 まあ、日本では家族や恋人など大切な人と過ごす日、という感じになってますが」
N:「そうなのですか。教導団ならば逢様の言うようなモノでも不思議はない気が 致したのですが。して、何故その日を前に憂いでいるのでしょう?」
S:「……別に憂いでいるわけじゃないんですが……この時期周りはカップルで溢れ ますからね……一人身の私としちゃあ、ちょいと肩身が狭いというか……」
I:「ん?一人身で御座るか?共に暮らしておる二方は、黄楊殿のお子では御座らぬか?」 S:「Σ否!断じて否!!私にゃまだ子供なんていませんよ!?仲間です。従業員と店長。 団員と団長。ちなみに同じ学校です!学生ですよ!」 N&I:「「……学生……?」」 S:「はい、そうです」 I:「はっはっはっ、冗談がうまいで御座るなあ。到底学生には見えぬで御座るよ?」 N:「ええ、まったく。こんなに老けた方が学生のわけがないのです」 S:「やはり……やはり、私ゃ老けて見えるのか!?うおぉ…」(頭抱え) N:「まぁ、なんといいますか。頑張ってくださいませ」 I:「運命は自らの手で切り開くモノ故、頑張られよ」 ――――CLOSE―――
―――ある日の夕刻、とある喫茶店
「さてと、そろそろ閉店ですかね」 グラスを磨きながら呟く長身の男、黄楊スティノークル。 がっしりとした体格に落ち着いた雰囲気はバーテンの様な服が妙に似合い、 彼を知らない者は、いい歳の青年、下手をすると子持ちのオジサマ、と 思うことであろう。しかし、彼はこれでも正真正銘一介の『高校生』である。
……まあ、高校生といっても日々異形のモノ達と戦い、世の裏で活躍する 能力者集団学校『銀誓館』の生徒であるので……つまり、そういうこと、である。
と、そんな彼が営む喫茶店であるが、開店していれば当然閉店もある。 今はその、閉店間際の様だ。
「みんなにはもうあがってもらってるんで、後は看板片して終わり…か」 (いやはや、最近は古戦場にサンダーバード、妖狐に詠唱銀強盗、更には 欧州勢までも……やれやれだなあ) 内心で最近起こっている能力者としての情勢を思いつつ、片付けをする。
と、そこに…… 「たのもぉーー!!」 と、喫茶店にはまず縁のないセリフとともにドアが開け放たれた。 (おや、閉店間際に変わったお客さんが) 「いらっしゃいませ。テーブル席は片してしまったので、カウンター席でいいですかね?」 と、声をかけると、 「うむ、かたじけない。2名で御座る」 妙に時代がかった言回しの客人がカウンターへと歩く 「――様、本当にここで合っているのでしょうか」 と、こちらはかしこまった口調のお客が歩いてくる。
改めて閉店間際の客人に目を向けたスティノークルは驚く事になる。
御座る口調のお客は、黒髪ポニーテールの端正な顔立ちの女性。 そこまではいい。そこまでは見掛ける事もある……問題は服装だ。 パッと見、肩と胴と手に甲冑を纏っている様に見えるが……よく見ると 鎧以外の部分はぴったりとしたインナースーツだ。
色々な異形と戦う能力者でも見た事のないタイプの服装だ。 まずこの事に驚きつつ、隣りに座るもう一人のお客に目を向ける。
こちらは銀髪のショートヘア、先の女性が快活な印象を受けるのに対し、 無表情で表情から何を考えているのか読み取るのは難しいタイプの女性。 そして、何故かメイド服だ。
最近となっては別にメイド服は珍しくない。 とある電気街などは、メイド服を来たカフェがあったり、果てには執事や武将の格好を したカフェもあると聞くし、道路にメイド姿の女性がビラ配りしてたりもするらしい。 だが、通常メイド服や侍女服というものは、屋敷の中での仕事着であって外出の際は 外出着を着ていくのが普通である。 更に言えば、喫茶店の中にメイド姿のウェイトレスがいるのは不思議ではないが、 メイド服を来た人が喫茶店のお客として来るのは彼にとっても初めての出来事である。
「「「…………」」」
一瞬、沈黙が場を支配する。 が、そこは伊達に喫茶店のマスターなんぞやってるわけではない。 スティノークルはすぐに口を開く。 「この辺の方ではないとお見受けしますが?ご注文は何にしましょう」 さりげなく水を注いだコップをカウンターに置きつつ聞く 「ん?拙者達はシャンバラ教導団所属、ちと今日は友人のいる蒼学までいこうと思うてな。 ああ、拙者は緑茶を所望するで御座る」 極当たり前の事を言うようにいう武者っぽい女性 「まったく、逢様がまた迷われるから……では、コーヒーを1つお願いします」 少々呆れた様に言うメイド服の女性 「緑茶にコーヒーですね。かしこまりました。少々お待ちを」 (シャンバラ教導団…?聞いたことないな。蒼学はどこかの学園の略だろうか) と、思案しながら注文された品を用意する。
「中々に落ち着いた雰囲気のお店かと、判断出来ます」 「そうで御座るなあ。空京にはあまりない店で御座るな」 「……ところで、ここはどの辺りなのでしょうか」 「…………マスター、ここはどの辺りで御座るか?」 二人で話していたうちの、逢と呼ばれた女性が声をかける。
サイフォンでコーヒーを淹れつつ、湯呑に入れたお湯を急須に淹れ、 緑茶を作っていたスティノークルは、急須と湯呑をトレイに乗せ 「緑茶お待たせしました。ここは銀誓館学園のある鎌倉市の一角ですよ」 質問に答えつつ、トレイをカウンターに置く 「ふむ、鎌倉ということは日本で御座るか……はて、いつ地球に来たで御座るか」 湯呑にお茶を注ぎながら呟く逢 「……いくら逢様が極度の方向音痴だったしても、さすがにパラミタ大陸から 地球まで迷い込むことはないと思いたいのです」 「はっはっはっ、ナナ様、いくら拙者でもそこまで迷わぬで御座るよ!」 方向音痴という部分は否定しないらしい。 「コーヒーお待たせしました。砂糖はお好みでどうぞ。っと、失礼ですが、 パラミタ大陸とはどこのことですかね?」 コーヒーを差し出しつつ、疑問を口にしてみるスティノークル 「……?ありがとうございます。パラミタ大陸は日本の上空に浮遊する大陸ですが」 差し出されたコーヒーを受け取り、質問に答えるナナと呼ばれる女性 「日本の上空に浮遊大陸が?……うーむ、聞いた事ありませんなあ」 これまでに色々な超常現象やメガリスを目にしたスティノークルでも 初めて聞くモノだったらしい。 (…昔の争いに、空飛ぶ円盤型のメガリスがあったと文献で見ましたが、 大陸と呼ぶ程の大きさではなかったはず…) 今一度思い返していると、 「ふぅ、お茶は落ち着くで御座るなあ。ちと道を聞こうと入った店が普通で良かった で御座るよ。開けた途端、異世界への扉だったりしたら驚きで御座るからな」 緑茶を啜りながら、逢が一言 「ナナは喫茶店だと解っていましたが。看板でていましたので。 もし、その様な怪しげな扉だとしたら、止めているのです」 二人のやり取りを聞いていたスティノークルは 「……異世界……確か、お二人は日本を知っているのでしたか?」 何か思い浮かんだのか、二人に問う 「はい、ナナは地球人ですので」 「うむ、拙者はパラミタのヴァルキリーで御座るが、ナナ様と出会った のは地球で御座るよ」 と、二人そろって肯定の返答を返す 「ふむ……どうやら『地球』は同じモノを指している様ですね。と、いうことは 同じ地球であって違う世界、いわゆる並行世界の様な感じですかね」 ここまでの情報から推測した見解を述べるスティノークル ――― 一方は『シルバーレインを防ぐ世界結界で覆われた地球』 ――― 一方は『日本上空に現れたパラミタ大陸と共存する地球』
通常では交わることのない、二つの『世界』が、喫茶店の扉によって 繋がる……原因はまったく不明だが―――